兵庫県行政書士会会員 (登録番号 19302379号)
行政書士野原周一事務所  代表 野原周一
(略歴)
1974年 兵庫県立加古川東高校 卒業
1979年 兵庫県立神戸商科大学(現 兵庫県立大学)商経学部経済学科卒業
1979年 日立家電販売株式会社 入社
1989年 学校法人大原学園 入社
2019年 行政書士として開業

本日はお時間いただきありがとうございます。
早速なのですが、野原さんは、行政書士の中でも独特な経歴をお持ちの方のようですね。どのような経緯で行政書士になられたのですか?

新卒で入った会社では家電販売の営業をしていたのですが、10年ほど経った頃に諸事情で専門学校に転職することになりました。そこで、社会人の方を対象に「宅建士」「行政書士」の講師をしていました。現役の時から、定年後は「行政書士」で独立開業したいと思っており、実際に定年が近づく中でその準備を始めて、定年後から行政書士として開業をしました。

講師として教えていたんですね。
もともと宅建士・行政書士の資格は持っていたんですか?
いえ、持ってはいませんでした。ただ、専門学校で「宅建士」の模試を受けて合格して、講師として勤務することになりました。少し経ってから、会社の先輩に「宅建主任者の講師になってみないか?」と言われて、「正直難しいです」と答えたんですがが「大丈夫ですよ」と後押しをされ、「宅建・行政書士」の講師としても教える立場になりました。

宅建士の資格もお持ちなんですね。すごいです、、、。

実は、宅建士と行政書士は全然異なる様に見えますが、つながっている部分もあります。「民法」などの分野がそうです。どちらも所持している方も多いですので、取得はそこまで大変ではなかったです。とはいえ、宅建士の合格率が約15%、行政書士の合格率が約10%くらいなので苦労はしました。

行政書士ではなく、宅建士として働くつもりはなかったのですか?

宅建士の方が報酬は高いのですが、講師をしている時から独立するなら行政書士と固く決めていました。好みなのかもしれません。


そうなんですね。
現在の業務内容についても教えていただけますか?

「相続・遺言手続」が一番多いです。あとは、「車庫証明手続」「トラック許認可申請手続」「農地転用手続」などですかね。


相続手続きとはどのようなものですか?

「相続」とは亡くなった方の遺産(建物・土地・預貯金・車)を相続人が受け継ぐというものです。この際、それぞれに手続きが必要なのですが、それが初めての方にはわかりづらく大変難しいです。この相続する際に必要な業務を行政書士が代行しています。簡単にいうと、役所に書類を届けるのが仕事ですね。

私の周りでも相続で揉めるというケースをよく聞きます。そのような揉める場合も実際あるのですか?

もちろん内容が内容ですので、揉めることもあります。ただし、揉めた際に対応するのは弁護士です。行政書士は揉め事を解決するのではなく、揉めていない相続案件の手続きを正確に代行していくことが役割になります。

あくまでもご本人に代わって(代行)法律上の書類を作成したり、その証拠となる書類を収集したりすること、また行政官庁に許可や認可の書類を提出したり、受け取ったりすることが行政書士の業務ですね!
他にも様々な業務なされているのですか?

はい。今後「トラック許認可申請業務」「農地転用手続」などを積極的に取り組みたいと考えています。

行政書士は業務内容が様々で大変ですね。
お客様と接する上で気をつけていることはありますか?

お客様には、社会経験が豊富な方も沢山いらっしゃいます。自分よりも年配の社会的な常識を持っている方々です。
Face To Face で接する上で、そのようなお客様に対してリスペクトを持った上で、言葉使いには大変気をつけています。また、“人生の先輩”という面で、「業務の話以外は先輩から教えてもらう」というスタンスで接しています。

業務を行う中で、どの瞬間が一番幸せですか?

お客様から「ありがとうございました」と笑顔でお礼を言ってくださる瞬間です。やはり、職業柄でしょうか。お客様のご要望にお応えできた時が一番幸せを感じます。

最後に、地域の方にメッセージをお願いします。

行政書士野原周一事務所はお客様のお困りごとに寄り添いながら、ご要望に取り組んでいくことを第一にしています。「一人ではできない」「忙しい」「パソコンを打つのも疲れてきた」そのような方は是非お気軽にご相談ください。また、私(行政書士)では対応できないような内容をいただくこともあります。その様な際は、それぞれの専門分野の士業の先生方がいらっしゃいますので、信頼できる先生をご紹介させていただきます。困ったら、お気軽にご相談いただければ幸いです。



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佐橋
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